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「flourish」「sweet Avenue」ともに発売されてる・・・と信じたいです。ということで、それぞれの曲にまつわる話をちょろっとだけ。
僕も午後はビッグサイトにいる予定なので、暇な人は声でも掛けてください。
「歌う山」のベース・アコギ、「キーリ�供廚離▲灰�・ハーモニカで参加しました。「キーリ�供廚魯璽躬�点から今回は関わってます。
「歌う山」は、当初大臣からもらったベースラインで、まともに使ってるのは冒頭の４小節だけだと思います。歌が始まってからは、もうフィーリングに任せて弾かせてもらいました。音源では表現しにくいライン、ということで、スライドを多用したつもりです。歌モノのバックなので、もっと控えめにしたほうが良かったかもしれませんが、僕は僕なりにベースで歌わせていただきました。基本のルート音を押さえつつ、流れるようにつながっていくラインをお楽しみいただければと思います。アコギについては、最初もらったMIDIにはなかったものですが、勝手に入れたら好評だったので、そのまま使ってもらっています。基本はコードカッティングですが、7thコードを使っておしゃれな感じにしてみています。
「キーリ�供廚脇饂困任靴拭�１１月の終わりまでは形も出来ず、「どうなることやら」と思っていましたが、Ｒ指定で会った際に、「こんなのどうよ」と弾いたラインから大臣がインスピレーションを受けたらしく、そこからはすらすらと元データが出来、録り作業へ。アコギに関しては、左右のバッキングは特に問題なく弾けたのですが、ソロの部分はなかなか満足行くものが録れず、結局締め切り間際にようやく・・・といった感じになりました。実は今回収録されたバージョンは、大臣に送ったデータの中では「一番無難」なデータを使ってるはずです。個人的には「ちょっと地味なソロだなぁ」と思ったりしますが、曲の雰囲気には合ってるのでまぁいいか。
ハーモニカはギター以上に難産でした。というのも、ギターと一部並行作業だったんですが、その頃から精神的に落ちてきまして、なかなかいい感じで演奏できない状態だったからです。締め切りの関係もあって、無難なデータの提出は出来ましたが、ちょっと不完全燃焼な感じが強いです。ちなみにハーモニカは本物のブルースハープを吹いているわけではなく、WX5を使った演奏なので、実際の演奏の感じには到底及びません。
「夜の魂 -kyo-」のアレンジで参加させていただきました。最初声をかけられたのは確か１０月だったと思うのですが、その後参加者ミーティングの名前を見て「なんで自分が呼ばれてるんだろうなぁ」と思ったことは割と秘密です。いや、Eboxさんとは仲良いですがね。あんまり普段から交流しているわけでもないので、ちょっと不思議な気分でした。まぁ、昔話。
アレンジの方向性としては、最初はブルースっぽい感じになる予定でした（クロスフェードデモの第一弾はその頃の作品です）。が、あんまりそういう方向でアイディアが浮かんでこなかったので、没。一瞬ザバダックっぽい感じにして、リコーダーとアコギでやろうとか思ったりもしましたが、それも結局没。両方とも、没った理由は「そのとき自分が作りたい方向の曲ではなかった」からです。その頃は、割とアンビエントな感じの、淡白で耳に残らない感じのアレンジがしたかったので、結局ああいう感じになりました。
ちょうど作ってる最中に「Orchestral」を導入したので、オケ楽器も混ざる、妙なアレンジになってしまいましたが、チェロのエクスプレッションなど、満足できる点も多かったのでそのまま突っ走りました。
もうね、姫のコートのおかげで身も心もぽっかぽかですよ(何
とりあえずあと１ヶ月ぐらいは生きていけると思った(何
と言うわけで、冬コミお疲れさまでした。
大臣は場所の関係で不調だったようですが、CDの出来自体はよいので、ここ見てる方で持ってない方は、ぜひぜひ。
flourishは発売後小一時間で完売とか言う、ありえないスピードで売れたらしいので、ちょっとびっくりです。
僕はと言うと、午後からぶらりと行って、草原さんや箱の人やみゅんみゅんやとわさんとだらだらしてました。
今回は(夏コミもそうだったが)、何をしにいったわけでもないのでこれでまぁオッケーと。
普段会えない知り合いの方にたくさん会えて楽しかったですよ。
TH2Xをここの所やっていて、「どうもいまいち面白くないなぁ」と実は思っていたのですが、なんとなく理由がわかったような気がします。
簡単に言えば、主人公にどれだけ感情移入できるかの違いが、僕の場合面白いか面白くないかの判断基準として大きなウエイトを占めているみたいです。
大方の人がシナリオ面に関しては好意的な感想を上げている「クラナド」を比較対象にして比べてみることにします。
クラナドの主人公岡崎朋也(以下「朋也」)も、TH2Xの主人公河野貴明(以下「貴明」)も、どちらも学園生活の中でたくさんの女の子と出会い、一緒に日々を共有することで恋が芽生え、やがてエンディングを迎える構図にはかわりありません。
(厳密に言えばクラナドはその後も切り離せないシナリオが組まれていますが、ほとんどのキャラに関しては学園生活が主な舞台となるので今回は割愛)
ただ、シナリオが進むに連れて、自主的な行動が目立つようになる朋也に比べて、貴明の方は基本的には女の子の行動に振り回される日々が続きます。
貴明だって、その子への思いに自分自身が気づいてからは自主的な行動を起こして、見事にその子を射止めるのは同じなのですが、そこに至る過程の心情表現に説得力がないので、やっている方としては「あれ？ 突然すぎるよ」という感じで、事実上置いていかれてしまう。
主人公の行動基盤となる人物の肉付けがどうにもぼやけてしまっているから、なぜ主人公がそういう行動を起こすのかが理解できない。そこら辺に違いがあるような気がします。
もっと簡単に言えば、人物設定が甘いということになるんでしょうが。
だからといってTH2Xがじゃあ駄作なのかというと、そういうわけではないと思います。CGの質はとても高いし、音楽もいいし(各音色の表現についてはもうちょっと凝ってほしかったけど)、キャラクターも魅力的だし。
ニーズに応えるという意味では、TH2Xの方がクラナドよりも女の子のキャラクターに関しては上回ってるのかもしれません。ステレオタイプっぽいキャラクター郡ではありますが、それが現在のニーズのど真ん中であることは間違いないわけで、キャラクターに関しては安心して見ていられる設定だったと思います。
楽しみ方としては、クラナドは朋也に素直に感情移入して、どっぷりと世界に入り込む。TH2Xは、貴明を操って、周りのかわいい女の子といちゃいちゃするのに萌えるのがいいのかな、と思います。
TH2Xは一人称のゲームではあるけれど、自分の中で三人称処理が出来れば、もっと言ってしまうならば、行動のたびに萌えさせてくれる女の子たちを眺めることができれば、コレはコレで楽しいゲームだよなぁと思うのです。
プレイ後の感想が、「てめぇ貴明。『俺の』このみになんて事してくれるんだ！！！」となればいい訳です(ぉ
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