■ [読書] ７月の読書まとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：1313ページ

MM9 (創元SF文庫 )
怪獣小説でした。年取ったからかもしれないけど、そこかしこに懐かしさみたいなものを感じながら読みました。私特撮モノとか怪獣モノのテレビはほとんど見ていないんですが・・・。３話の飛行怪獣の話が好きです。
読了日：07月28日 著者：山本 弘


スペースプローブ (ハヤカワ文庫JA)
宇宙空間に飛び出してからの登場人物の暢気さに唖然としてしまい、それ以降はまったく楽しめませんでした。私がハードSF好きだからというのもあると思いますが、この手の話は、リアルに描写できるところをどれだけリアルに書けるかで、フィクションの部分（今作で言えば彗星からのメッセージであるとか)が際立つと思うのですが、そういう視点が完全に欠落していたように思えます。地球上で話が展開されるこれまでの機本作品ならば、舞台が地上であるという暗黙の了解でもって、お話の中身に集中することができましたが、今回は宇宙空間に対する言
読了日：07月15日 著者：機本 伸司


サッカー批評(47) (双葉社スーパームック)
読了日：07月14日 著者：


インシテミル (文春文庫)
「読者はこの本を読んでも死なないのだから、主人公は暢気でかまわないのだ」という前提で書いてるのかもしれないなぁ、と思いました。映画を見ているよりも、脱出ゲームや、アドベンチャーゲームをやっているような気分。読んでいる側としては、主人公に自己投影しやすいわけで、すらすらと読み進めることができました。こういう立ち位置の小説を書ける人って、他にあまりいない気がします。私は好きです。
読了日：07月04日 著者：米澤 穂信



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