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だいじその所の日記で、お昼のワイドショーのコメントが・・・という話があったけれど、それについての個人的な感触。あくまで個人的な感触。文中「暇な主婦」という失礼な単語が頻繁に出てきますが、他に代替できる便利な単語を思いつかなかったのでそのまま使ってます。ごめんなさい。
実際のところワイドショーのコメントというのは、薄っぺらで無責任で、なおかつ極端なコメントであることが多いです。「こいつらアホちゃうか?」と思うコメントばかりで、苦笑というよりは失笑してしまう内容だと思います。
んで、どうしてそんな人たちばかり集めてそうした番組をやっているのかなぁという理由なのですが、視聴者層がそうさせている面があるんじゃないかなぁと思います。
昼間のワイドショーって誰が見てるんですか?
学生は学校に行って勉強してます。大学生は勉強・ナンパ・デート・雀荘・漫画喫茶・パソコン・スポーツなどなど、たとえ家にいたってテレビ見てる暇なんかありません。
社会人は、一部の例外を除けばこの時間はあくせくと働いている時間です。
結局、見ているのは主婦層だということになります。もうちょっと言えば、暇な主婦層。
ちょっと話をはしょりますが、暇なのに自分から外に出て活動しないで、家でテレビを見ている主婦に足りないものは何かというと、「刺激」です。
テレビは常に「刺激」を提供し続けているわけですが、時間帯によって視聴者層が異なることは考えているので、視聴者層に応じて番組のコンセプトは変わってきます。(朝の情報番組とか夕方のニュースとか、深夜の若者向けバラエティとか・・・)
で、午後の暇な主婦層に訴えかける「刺激」が何なのかというと、ああいったコンセプトの番組になるわけですよ。
「一過性の刺激」とでも言いましょうか。その場で受ける刺激がスキャンダラスなものであればあるほどいい、というような感じ。
暇な主婦は、そのワイドショーを見て、そこで刺激を受けはするけれども、だからといって毎日の生活サイクルが変わるわけではない。
綿密な事実調査に裏づけされた衝撃のルポタージュは、途轍もない刺激を与える可能性があるけれども、その刺激を受け取るにはそれ相応の下地が必要になります。そして、暇な主婦には、その下地がないことの方が多い。(そういう下地を持とうとする主婦は、たいてい昼のワイドショーの時間には暇ではないだろうとも思います。そしてテレビ局側にもそんな予算や時間はない気がします)
そこで、需要と供給のバランスは、流行の話題を面白おかしくせいぜい刺激的に歪めて伝えるテレビ番組という着地点を見出すわけです。
ここまで書いてきてふと思ったんですが、自慰行為に似てますよね。その場で受け取る快楽とは裏腹に、あとに何も残ることがない。
(むなしさが残るとか、疲れるとか言うなっ)
まぁ、これは明らかに蛇足な話でした。
というわけで、大多数の人が眉をひそめる昼間のワイドショーというのは、それでも需要と供給のバランスの上に成り立っているのでした。
あんまり見たことないので実際に所どうなのかわからないけど、見る価値を見出せなければ、見なければいいじゃんと思います。別にそれ以外に選択肢がない、というわけではないんだしね。
前から〜 やはり〜 とか、事が起きてから言い出す連中は見てて頭にくるので見ないようにしてるじょ。<br>事件事故のインタビューで近所の人たちとかの言葉も見てて頭にくるので見ないようにしてるじょ。<br><br>こう言う話が好きな人とはお近づきになりたくないじょ。<br><br>ニュースの本来の目的って何だっけ。と、今思った。
ニュースの本来の目的は「視聴者に事実を伝える」ということですね。<br>出来うるならば「リアルタイムで起きている」という一言も付け加えたいんだと思いますが。<br><br>まぁ、「ワイドショーは情報番組であって、報道ではない」という詭弁もありますが。<br>ただ、確かにそういう形の番組が求められていて、実際に視聴率もある程度取っているのも事実だったりして、めんどくさいことこの上ない世の中になったもんですねぇ。<br><br>情報の取捨選択はご自分の責任で、ということですな。