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SFマガジン読者賞受賞作品。最近あまり日本人のSFは読んでなかったんですが、これは面白かった。帰りに読み終わってすぐさま母親に「面白いから読んでみ」と渡してしまった。
短編が3つと中編が1つの合計4編が収録されてますが、中編の「漂った男」が面白い。
偵察中の事故で一面海しかない惑星に墜落した男の話なんですが、ラストの急展開とそれまでのマッタリ風味とのバランスが僕的には絶妙でした。ちょうど重松清の「疾走」を読んで、孤独について考えていたタイミングだったというのも影響してるかもしれませんが。
他の3篇もつまらないわけじゃなくてどれもそれなりに面白い。
小川一水は結構前に「アース・ガード」を表紙買いして読んだ際に「これ、笹本祐一の劣化コピーじゃねぇか」と思って以来読んでなかったんですが、「いつの間にこんなにうまくなったの?」と思うくらい文章力もアイディアもうまくなっていて、素直に驚き。
最近の他の作品も読んでみようかと思います。
レナ:白魔導師 + 青魔法
バッツ:シーフ + 青魔法
ファリス:時魔導師 + ぬすむ
ガラフ:薬士 + ぬすむ