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8月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1546ページ
凍りのくじら (講談社文庫)
10章それぞれに秘密道具の名前がついていますが、最も代表的な3つしか知らない私にとっては、結局誰にも感情移入できないまま最後まで行ってしまいました。別所君の存在を、こんな中途半端な形で終わらせていいのかなぁと思います。「Sukoshi・Fushigi」と言われれば、そうなのか、という話ですが。個人的には森絵都さんの「永遠の出口」のほうが好きです。
読了日:08月30日 著者:辻村 深月
遠まわりする雛 (角川文庫)
読んでいる最中にふと思ったのですが、登場人物が「涼宮ハルヒの憂鬱」に似ている気がしました。今更ですが。米沢さんすごいなぁと思ったのは、「インシテミル」でもそうでしたが、いわゆる元ネタを紹介するのはミステリ的には危険だと思うんですよ。下手すればパクリだと言われかねない。そこを恐れずに、この本を取っ掛かりに、ミステリの世界へと足を踏み込む手助けをしてくれるサービス精神には感謝ですね。『遠回りする雛』という名前に、たくさんの意味が読み取れました。雛祭りもそうだし、ホータローたちも、そして私も。
読了日:08月19日 著者:米澤 穂信
天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)
1・2巻と読んでくると、見覚えのある単語が出てきて、そのつながりにワクワクしたし、単純にこの巻だけでも、スペオペとして非常によくできてると思います。「レイジ! チャージ! パラージ!」とか、かっこいいです。アダムスたちが追い求めるドロテアに関しては、思ったよりもこの巻ではあっさりしていましたが、それ自体が後への伏線になっているのだろうなぁ。1巻から3巻まで、それぞれ異なるジャンルのSFをハイレベルで書いている作者の実力には舌を巻きました。続巻も楽しみ。最後はどうなってしまうんだろう。
読了日:08月14日 著者:小川 一水
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