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というわけで(どういうわけかは一昨日ぐらいの雑記参照)第二回撃墜王決定戦参戦曲の、自分の曲について少々。
今回はかなり早い時期に開催されることがわかっていたので、何にするかなーと思っていたんですが、ある時期から急に、トイレに行くたびにこの曲が頭の中で回るようになり、「これはトイレ神のお告げに違いない」ということでこの曲になりました。バッキングはリフでもあるので、撃墜王から外れたものにはならなそうでしたし。
実際の制作は1月の中旬の休みの日に3時間ぐらいで作りました。とりあえずドラムを8小節音ツクで打ち込んで、SONARのグルーブクリップループとかいう機能を使って適当に延ばし、バラ録り。後はバッキングのリフを単音で2回弾いて(5度でハモっているので)、コピーで4つにして左右に若干ずらして配置。ベースも同じようなラインをひたすら弾き続ける予定だったけど、すぐに飽きたので適当に動いてみる。
んで、メインのギターは一発録りで、失敗したら最初からやり直し。7回ぐらい弾いたかなぁ・・・
それだけだとインパクトが足りないので、マイクを使って「コウション」を録音。ピッチシフターとモヂュレイターを使って変な声を作成。音の厚みが足りなかったので、オルガンをちょちょいと足して終了。
今読み返しても手抜きだなぁと感じずにはいられませんね(何
■ ロックとかメタルというと、低音弦ミュートの疾走系を思い浮かべる人も多いでしょうが、こんな感じのスローロックもありだよなぁという気持ちはありました。実際にはこんな感じの曲をやる人が他にもいたので、僕の出番終了っていう感じですが(苦笑
音は今聴くと、もっと重い重い感じにしてしまったほうが良かったかも。
そっくりさんシナリオの王道、とでも言えばいいんだろうか。奇をてらったようなことは何もありません。
転・結の結び方も、最近のゲームと比べればかなりあっさりしてるので、ボリューム感に不満を持つ人も多い気がする。
決して嫌いなシナリオではないんだけど、素材の生かし方で言えば、ちょっとへたっぴかな、とも思った。
「砂糖菓子」以来の桜庭。偶然にも、同じような背景を持つ2冊を読んだことになったみたい。話の中身に細かい差はたくさんあるけど。
桜庭一樹の描く人物というのは、きわめて危ういバランスを持ってるように思える。こういう比較は卑怯なのかもしれないけど、狗飼恭子や森絵都と比べると、両者の中間で、気味悪がられるギリギリの線にいるような気がする。
狗飼恭子はどこまでもむき出しのリアルなのに対して、桜庭は設定やセリフのちょっとした機微でそれをファンタジーにしてしまう。
森絵都は純文学(というか、いわゆる「文学小説」? 説明が難しいけど)なのに対して、桜庭はほんの半歩ラノベに踏み込んでいるような感じがする。
この本と乙一の「GOTH」との比較は、まじめにやっても非常に面白いな。桜庭の方が手が込んでるけど、その分だけ鋭さは少ない気がする。ラストなんか、そう思う。
なんというか、内容そのものよりも、そういう周りの関係とかをいろいろと考えさせられる本だった。
プロットだけ見れば、入院少女シナリオそのもの。全く小細工なし。強いて言えば、カメラネタだけか。
でも逆にストレートという見方も出来るわけで、僕はこのシナリオは結構好きです。絵を描くということの意義とも絡めて、うまく仕上げていると思います。
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