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前作CLANNADよりも文章量は減ったかな。思ったよりは短かったです。
書きたいことはいろいろあるんですが、ネタバレすると面白さ激減するので、改めて別ファイルかなんかで書こうかな、と思います。
リトバスが終わった後ぼんやり考えていた時間があって、その中で思いついた話。
Keyのうまさは、サブキャラをサブキャラという位置づけのままで終わらせないことにあるのかな、と思いました。
今作で言えば、真人、謙吾、恭介は男キャラで、攻略対象のメインキャラにはなりえないわけです。
ただ、そういうキャラにしっかりとした肉付けをしてやることで、物語の密度がぐんと増すし、より身近に感じられる部分はあると思います。
あとあれか。CROSS†CHANNELなんかもそうですね。
古くはTo Heartの雅史など、男性サブキャラが一人いて、主人公との絡みがあって・・・というのは、それこそTH以来長く続いてきた伝統というか、暗黙の了解だったわけですが、そこから一歩先に進んだ設定が必要とされる時代になってきたのでしょうか。
個人的には、「もしらば」のいいんちょみたいなキャラってのは、将来性があると思うんですけどね。
それこそ、「いいんちょアフター」じゃないけど、その先を想像することが出来るサブキャラってのが、案外重要な要素になって来てるのかもしれませんね。
ギャルゲにおいては、ループものというのは、一つのジャンルとして確立された感もあるわけですが、「SFのひとつのくくりの中にループものって入らないだろうか?」とちょっと思いました。
で、ここから先はまだチラ裏というか、あまり考えがまとまっていないんだけど、「ループもの」を表現するのには、ゲームという媒体が一番効果的なんじゃないかな、と。
ハルヒの最新刊が出ないのは、そこら辺が絡んできてるのかも、と思っています。
ゲームと比べて、小説というのは、文章で表現されていることで全ての事象を説明しなければいけない。もしそれが不十分だと、それは小説として不完全であるという評価を受けてしまうわけです。
最近のラノベは一概にそうとも言えない向きもあるみたいですが。
ハルヒの最新刊「分裂」ではパラレルワールドとも言うべき、非常に似通った世界が同時進行で語られていきます。
これは僕の勘でしかないですけど、谷川流はたぶんループもののやり直しをやりたいんじゃないかなぁと。
んで、下巻において、もう一回、正解とも言える「ハルヒがしゃしゃり出てくる」世界が描かれる・・・とかだったらいいな。
なんか、チラ裏だけあって話のまとまりがおかしい(何
白い世界というのは、閉じた世界でもあるのです。