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面白かった。解説にも書いてあるけど、「地球科学」に興味のある人は読んで損はしない本だと思う。
下巻はYrrとの対話もそこそこに人間同士の対立に焦点が置かれて、ある種ハリウッド映画的なシーンも目立つのですが、まぁそれもありかな。
個人的には理論と理論の応酬で物事が進んでいくハードSF仕立てが好きだけど、本の中の展開の方がわかりやすいし、実際のところは現実にマッチしていると思う。
しかし、読んでる最中はボアマンほか数名が実在の人物だなんて考えもしなかった。
科学者ってすごい!
あと、これだけのボリュームなので、当然登場人物の数もそれなりには増えてくるんだけど、みんなきちんと描写できているあたりの、作者の気の使いようもよかったかと。
重量級の作品なので、読む人を選ぶとは思うけど、たくさんの人に読まれてほしい本だと思います。