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「ユートピアなどありえない」
こういうボーイミーツガールを書くのにあたって、最後にハッピーエンドにしないというやり方自体は昔からあるけど、浅羽の妄想の中での南の島と現実に赴くことになる南の島の描写や、榎本が最後まで救われないところとか、
本の中ではいくらでも理想化できるところを、あくまでも一定のリアリティを保ったまま書けるというのが、秋山瑞人のすごいところなのかな、と思いました。
そういえば『最終兵器彼女』は最終的にはこれとまったく逆の結末だったなぁというのを思ってみたり。