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2月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:956ページ
星を継ぐもの (創元SF文庫)
未だにSFの中では一番だと思っています。主人公ハント博士のキャラ自体はテンプレ気味なところがありますが、この作品にはダンチェッカーがいた。そこが、この作品を面白くしている一番のポイントなのだと思います。月で見つかった5万年前の人の死体。新事実の発見がこれまでの解答と新たな謎を呼ぶテンポのいい展開。まさに金字塔と呼ぶのにふさわしいと思います。
読了日:02月22日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
クドリャフカの順番 (角川文庫)
古典部シリーズ第一幕完、といったところでしょうか。古典部最初の目標であった文化祭を複数人視点で鮮やかに描いていたと思います。怪盗・わらしべプロトコル・各人の考え・漫研、さまざまな要素がちりばめられています。真相を予想するのが読者にはちょっと難しい点は、推理ものとしてみればマイナスなのかもしれませんが、まず素直に文化祭のその空気感を楽しめばいいと思います。Welcome to KANYA FESTA!
読了日:02月08日 著者:米澤 穂信
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
刊行当時に読んでいるので正確には再読ですが、内容全く忘れていたので、楽しんで読めました。事の真相に至るまでのトリックの描き方がとても鮮やかで、とても面白い構造の本だと思います。前作から続きで読めば読むほど、ラストでの真相に驚くんじゃないでしょうか。読者の視点を操るのがとてもうまいと思いました。でも、そういう難しいことを考えずに、素直に読んで最後で「あ、そうだったのか!」と思わせられるところを楽しむのも十分ありだと思います。
読了日:02月01日 著者:米澤 穂信
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