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11月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1329ページ
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
4巻が出る前に再読。話のつながりが明快になって、うわ、こんな本だったのか!と驚き。2巻以降と、この巻との間にある時間に何が起こっていたのか、それが気になりました。
読了日:11月29日 著者:小川 一水
東京大洪水 (集英社文庫)
この作者の本は他に「M8」を読んでいますが、大きな展開は同じで、地震のところに台風を持ってきた感じ。荒川・隅田川は普段からよく通る場所ですし、いざこういった事態が起こったときには、高いところへ逃げようと思いました。地震の避難訓練はいろいろなところで行われていますが、水害に対する備えが必要なんだということを認識させる上で、こういった本は有用なのかもしれませんね。小説中の描写にリアリティは乏しいですが、だからこそ実際こういう事態が起こった場合、どうなってしまうのかという不安が煽られますした。深読みしすぎ?
読了日:11月16日 著者:高嶋 哲夫,西上 心太
花と火の帝(下) (講談社文庫)
今まで隆氏がさまざまな作品で書いてきた、「主人公対裏柳生」という図式が変わり、「天皇の隠密対外国の呪術師」という図式が生まれているのは、「風の呪殺陣」へのひとつの回答なのかもしれないと思いました。未完が悔やまれる作品です。武士を主人公にすると、その「死に様」をドラマティックに描くことができますが、不殺を誓う天皇の隠密を描くことによって、「救い」が中心に描かれているあたり、隆氏にも何か思うところがあったのかもしれないなぁと、勝手な想像を膨らませています。
読了日:11月08日 著者:隆 慶一郎
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