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端的に言えば、今回の撃墜王は結果的には成功してるんじゃないかと思った。
HR/HMを愛する者の、HR/HMを愛する者による、HR/HMを愛する者のためのイベント。
撃墜王決定戦とは、HR/HMという音楽ジャンルを広めるとともに、投票によって楽曲に第三者の評価を下すことで、その製作者の意識と技術の上昇をも目的としたイベントである。
と「About Us」にある。
僕が個人的に強調したいのは、このイベントが「製作者の意識と技術の上昇をも目的」にしているという点。だから「撃墜王ってのは今もイベントとして大事な時期なんだよな」と思ってる。
というのは、今まさに「製作者の意識と技術の上昇」のうち「製作者の意識の上昇(向上)」がものすごいスピードでもって行われてるんじゃないかと思うから。
今回問題になった点について、参加者もリスナーも主催も自分なりに考えたことをいろんなところで表現していて、それに対してまた反応があって・・・ということが繰り返されていて、その結論はもちろんまだ出ていないけど、「撃墜王は自分にとってはこういうイベントで、向き合う自分のスタンスはこうなんだ」ということを皆が考えるのはすごく大事なことだと思う。
逆に一歩踏み込むならば、結果だけ受け取ってそれで撃墜王に対して考えることをやめてしまった人がいたとしたら、それはとてももったいないことだと思うし、イベントとしっかり向き合ってるとは思えない。
同じことがリスナーに対しても言えると思う。普通のイベントはいざ知らず、撃墜王ってのは「HR/HMを愛する者の、HR/HMを愛する者による、HR/HMを愛する者のためのイベント」なわけで、本来であればHR/HMを愛していないものは投票しちゃいけないイベントだと思う。
何をもって愛しているのかとかそういう線引きは実際には出来ないから、それはあくまでも理想論になってしまうわけだけど、たとえ投票数が3分の1になったとしても、投票した人が皆HR/HMに対して真剣に向き合ってる自覚がある人だとしたら、イベントとしてはそちらの方がクオリティが高くなると思う。
要は「もっとみんなHR/HMを勉強しようね」ということなんだけど、要求としては間違ってない。そういうくくりでイベントを開催しているのだから、参加者もリスナーもそれを前提にするのが当然だし、それが不満だというのならば参加しなければいいと思う。
ここらへんまでが「製作者の意識の上昇」の話。くどいようだけど、僕の考えを鵜呑みにしてはいけないよ。自分で考えてみることが大事。その上で共感してくれるのであればそれはうれしいけど。
続く「技術の上昇」については、このために努力しない人はいないだろうから割愛。
開催されるどんなイベントにも何かしらの目的があるわけで、その目的が何なのかを正しく認識することが大事だし、それが万一明確でないとしたら明確になるように努力しなくちゃいけない。特に投票で順位を決定する場合は。
日数かけていろいろ考えた挙句に一般論めいた答えが出てきてしまったんだけど、とりあえずこんなまとめで。